ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

246日目

ばあちゃん家暮らし246日目


朝食 白米 納豆 

昼食 おにぎり

夕食 チャーハン 肉団子スープ 

夜食 サラダ刺身丼


カフェの日。

昨日よりゆっくりで気持ちも安らか。

母親2人と5歳の女の子2人が来ていたが、様子を見てみるとおもちゃに飛びつき、興奮していた。遊んでいるときは物音が大きく、そわそわし、2人でトラブルになることもしばしば。

それに対して母親は

いいこにしてなさい!

ちゃんとして!

いいかげんにして!

もう連れてこないからね!

の繰り返し。


そばに行って膝の上で絵本読む?と尋ねると頷く。

持ってきた本3冊はどれも1、2歳向けの絵本。3冊読み終わると、次はこれと4冊の絵本。これも1、2歳向けの絵本。

読み終えると、

ねえ電車で遊ぼう!

と誘う女の子。その目は輝いていた。


この子は小さい頃からお母さんに満足いくまで絵本を読んでもらえていないのだなとすぐにわかった。

母親に甘えたいのである。お母さんに気づいてほしいから、大きな物音を立てたり、トラブルをおこしたりして気を引こうとしている。それに対して母親は

静かにして!ここは家じゃないのよ!

と怒るだけ。

女の子は満足感を得られずその行為を繰り返す。

悪循環に陥っている。

お母さんが気づいてあげればその子は幸せだろうに。


初めて育児をするお母さんに、子どもの気持ちを伝えたいと思う。