ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

81日目

ばあちゃん家暮らし81日目

 

朝食 白米 がめ煮 なます きんとん 黒豆 昆布巻き

昼食 朝食と同じ

夕食 昼食と同じ ブリの塩焼き トマト 菜の花 松前漬

 

今日は1日家で過ごす。昨日孫たちとばあちゃん家で夜更かししたので眠く、体がだるい。お昼過ぎまで横になっていた。

明日から仕事なので、その準備をする。休みの日でも仕事をしなければならないのは憂鬱だった。でもどうせするならば、楽しんでする方が体にもいい。叔母の知恵を使い、極力お金をかけずに家にあるものでつくる。

今週はクラスで正月遊びをしようと思い、去年の残っていた凧を再利用する。

私が小さな頃は父が手作りの凧を作ってくれ、空き地でよく凧揚げしていたのを覚えている。電線のないところで飛ばすようしかと言われたものだ。おかげで一度も電線に絡まったことはない。

 

と思っているが。 実際は細かく覚えていない。

 

羽子板はおじいちゃんの家にあり、初めてした時にはなんて難しい遊びなんだと驚いた。何度してもうまく飛ばないので、羽子板とは疎遠になっていた。今遊んでみると以外とうまくいくのかもしれないが。

 

いまや親が子どもに正月遊びを一緒に遊びながら伝えている家庭はどのくらいだろうか。おじいちゃん、おばあちゃんから遊びを教わっていなければ自分の子どもにも伝えないだろう。子どもを見ていると、家庭環境がわかるのは確かである。

経験が少ない現代の子どもたちにこそ、昔の遊びを伝承し、語り継いで欲しいと思う。そのための手助けにと、こうやって保育園で正月遊びを伝えるのである。ほんのわずかな力だが、その子たちの記憶に少しでも残り、大きくなった時に思い出すことがあったら幸いである。

 

明日から仕事。きっと今週は疲れてぐったりだろう。

がんばりすぎないよう、ぼちぼちいこう。