ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

70日目

ばあちゃん家暮らし70日目


朝食 玄米 納豆 味噌汁 梅干し 全粒粉パン
昼食 野菜ラーメン
夕食 白米 ぶり大根 大根ツナサラダ カボチャと厚揚げ味噌汁

雨が降る前に籾殻を撒こうと思い、外へ出るとすでに小雨が降る。合羽を来て作業開始。まずは実家前の夏畑へ。畝と溝にも籾殻を撒く。撒いてすぐひ雨が降れば、水の重みがあるので、簡単には風で飛ばされないかもしれない。
微生物たちが分解してくれるにはゆっくりと待つしかない。しばらく様子をみることにしよう。
続いて、ばあ畑にも籾殻を撒く。こちらは地力の弱い畝のみに撒いてみる。ナス、白菜、カブ畝に撒いてみた。

これで叔母が持ってきてくれた籾殻4袋中、1.8袋は使いきった。あとは中畑に撒くのみだ。中畑の作物が豊かに実ってほしい。願いを込めて、次回にじっくりと撒きたいと思う。

畑仕事を終えたあとはこたつに入り、読書。以前から読みたかった高野誠鮮氏の「ローマ法王に米を食べさせた男」。
サクサク読めた。彼の意欲と行動力には驚かされた。人は思っていてもなかなか行動にうつそうとしない。行動していないのに批判ばかりする。はじめからそんなの無理だという。
なんでもやってみて失敗してみるものだ。なるほど、失敗を恐れて行動しないのは人生非常にもったい無い。
影響を受けやすい私は身近で問題になっていること、もっとこうしたら地域が元気になる、理想的なまちができる方法を考えた。

それは今ある直売所を生まれ変わらせること。
よく行くこの直売所には、無農薬、無化学肥料で栽培したという記載が全くないのである。これは農薬、化学肥料を使って育てた野菜たちであろう。無農薬、無化学肥料と記載のある野菜を販売する農家が現れれば、慣行農法の農家に影響を与えられるだろうか。長年の農家の考え方、やり方を変えることは難しい。ならば、高値で売れ、売れ残り0で引き取りにいかなくて良い直売所にしよう。

実現できたら面白いかもしれない!