ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

38日目

ばあちゃん家暮らし38日目

 

朝食:白米 味噌汁(わかめ、おくら、しめじ) 納豆 そぼろ豆腐

昼食:給食 白米 かぼちゃ味噌汁 鯛の煮付け ほうれん草の納豆和え 昆布佃煮

夕食:白米 味噌汁(朝の残り) 厚揚げとレタ菜のあんかけ 実家から、ナスのピーマン味噌田楽 かぼちゃの煮付け 生姜の漬物

 

園で芋掘りがあり、毎年恒例で全クラス、全職員が芋を持ち帰る。帰りに実家に寄り、おすそ分けする。

 

すると、たまたま実家に近所の人の作ったレタ菜が2つ届いたそうなので、1つおすそ分けしてくれた。ギブアンドテイクだ。白菜を買おうか迷っていたのでラッキーだった。

 

実家でもちょうど夕食時間だったので、おかずをいただく。やはり母の味つけは優しい。食べるとほっこりあたたかくなる。私もそんな味付けをしたいと思う。

 

 

シュタイナー教育によると、誕生から7歳ごろまでの子どもは、大人の模倣をすることで物事を身につけていく。

果たして子どものそばにいる大人たちはそのことに気づいているだろうか。

子どもは聞いたことをすぐに覚え、口に出して唱えたり、繰り返し言いながら自分の頭の中の語彙数を増やしていく。また、見たことをすぐに模倣し、遊びという形で再現をする。

「うちの子すぐにまねするんですよね」「私の口癖を覚えてしまって大変」と困っている親がいるが、それは当たり前のことなのである。大人の会話を子どもはよく聞いている。したがって、子どもの前での言葉遣いなどには十分に気をつけて欲しいと思う。また、子どもは大人の行動も模倣する。例えば、食事中に肘をついて食べる、足を上げて食べるなど、大人が癖で何気なくしていることを見て、子どもは模倣するのである。食事のマナーが悪い子は、親がモデルとなっていない、食事を子どもと一緒に食べていない、親がそのことに気づいていないなどが挙げられる。

小さな頃は大げさでも良いので、子どもの前で大人がしてみせることが大事である。子どもが大人の行動をまじまじと見ているのを確認するまで目の前でしてみせる。「したい!」といってきたり、静かに模倣し始めるともう子どもの脳裏に焼きついている。あとはそれを繰り返しして見せることだ。

 

今日の午後は砂場で砂だらけになりながら、私自身思い切り遊んだ。それを見た子どもたちは真似をしたり、「して」と言ったり。「わあ」と不思議がる様子、「きゃははは」と大笑いして喜ぶ顔が印象的だった昼下がりだった。