ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

35日目

ばあちゃん家暮らし35日目

 

朝食:ホットケーキ 

間食 食パン

昼食:外食 白米 焼き魚 あら汁 てんぷら 豆腐 

夕食:実家 鍋 豆乳 白菜 大根 人参 こんにゃく 豆腐 きのこ オクラ 刺身

 

アラームをかけていなかったのだが、自然と6時に目がさめた。

お米を炊いてなかったので、ホットケーキを作る。小麦粉、米粉それぞれで作り、食感、味を食べ比べする。材料は重曹を少々と、甜菜糖大さじ1、豆乳100ccくらい。

小麦粉は、歯ごたえ、食べ応えがあり、ずっしりという感じ。米粉は少し粉っぽいが、ふんわりしっとり。私は小麦粉派かな。次回は小麦粉と米粉を半々で混ぜて作ってみよう。

 

無農薬、無肥料栽培のレモンを購入した時に、はちみつレモン漬けにしていたのだが、はちみつが減っていたので、空気に触れていた部分に白カビが生えていた。いそいではちみつを調達。寒かったが、自転車で近くの直売所まで買い物へ。久々の自転車、急な傾斜にさいごまでペダルをこげず、途中から自転車を押していく。

無事にはちみつを購入。レモン漬けにたっぷり使う。また風邪予防に毎日スプーン1杯いただこう。

 

 

しばらく見ないうちに本金時豆が発芽。寒さに負けず大きくなあれ。

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水菜も発芽していた。見たらすぐに水菜とわかる。かわいい。

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妹が帰省していたので、昼食、夕食を家族揃っていただく。一人の時よりも食がすすんだ。かつて、もう一方のおばあちゃん(上品な方なので、ばあちゃんというより、おばあちゃんかな。)が「みんなと話しながら食べるとたくさん食べられる。」と嬉しそうに言っていたことを思い出した。家族のようにリラックスできる空間で楽しい雰囲気であると、自然とお腹も空くし、腹一杯食べられる。不思議である。

 

木村秋則氏の「すべては宇宙の采配」をようやく読んだ。「人間も植物も、地球上の生き物のひとつに過ぎない」。そして、「人間の言葉というのは、肥料にも農薬にもなる」そうだ。したがって、人間が植物に話しかける言葉が植物の生長を左右させる。さらに、これは植物だけでなくすべてのものに言葉の力が有効であると述べている。万物にはみな心があり、人間中心ばかりに物事を考えてはいけないということを学んだ。

それにしても木村氏は本当にたくさんの不思議な体験をしていることに驚いた。物たちの声を聞こうとし、あらゆる感覚を研ぎ澄ましていたのかもしれない。

 

 

  

夜にしとしとと降る雨。今頃畑の野菜たちが喜んでいるだろう。よかったなあ。

と思っていたら、しいたけのビニールを外さなくては!とふと思い立ち、いそいで外しに行く。貴重な雨なので、しっかり原木を湿らせておきたい。