ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

2日目

2015年9月20日(日)

 

ばあちゃん家暮らし2日目

 

朝食:ばあちゃん家 玄米 味噌汁 玄米ゴマパン

昼食:ばあちゃん家 納豆パスタ 味噌汁

夕食:ばあちゃん家 玄米 全粒粉バーグ 吸い物

 

3食ばあちゃん家で作って食べる

 

新品の圧力鍋で付属のレシピを見ながら玄米を炊くと、焦げてしまった。これからは、レシピに頼らず自分の経験と勘を大事にしよう。

 

朝から畑の草刈り。ばあ畑、夏畑、中畑の3箇所。芋は思ったよりも元気に成長していた。

 

夕方に地元の伝統行事である放生会が行われた。地元の小学校で獅子楽演奏、舞などを披露した後、海を通って近くの神社まで練り歩く。地元の小学生は3年生より参加する行事である。

前日に行われた運動会には卒業生が集って参加し、運動会を盛り上げた。それは伝統であり、地元では当たり前になっている。獅子楽も同じ。学校全体で地域の伝統を守っていく姿勢は、子どもたちが成長した時に次世代へと継いでいくのではないだろうか。最近は地の子どもたちは減少しているが、他校区からくる子どもたちが多くを占めるようになった。地元ではないけれど、地域は受け入れる。地元の伝統行事がその子へ、その親へと知れ渡り、口伝えでどんどん広がっていく。受け入れ、発信することで、まちを盛り上げようとしているのが分かる。

しかし、この地域へと移住する世帯は多くはない。よそ者を受け入れたくない地元の雰囲気は少なからず耳にすることがある。

 

よその人と地の人とをつなぐ役割になれないか、とふと思った。