ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

48日目

ばあちゃん家暮らし48日目

 

朝食 白米 納豆 生姜と大根葉の佃煮(残り) ほうれん草シチュー(残り)

昼食 給食 ハヤシライス コールスローサラダ りんご

夕食 白米 味噌汁(白菜、しめじ、オクラ) 豆腐バーグ(残り) ほうれん草のカレー風味ソテー

 

洗濯を干しに外へ出ると、むんとした生暖かい気候であった。いつも突き刺すような寒い朝だったのに、こんな日は珍しい。相変わらず小雨は降っている。

6時頃、なぜか犬がばあちゃん家敷地内にウロウロしていた。おそらく隣の家の犬が脱走しているのであろう。おはようと声をかける。

 

こんな日にはしいたけができているかもと、見に行ったが発生せず。木が元気をなくし、腐敗しつつある。もう発生しないのだろうか。

 

昨日の長雨で赤くなりかけていたトマトの実が地面に落ちていた。早めに見つけたので傷がはいっておらず、虫食いもない。そのまま家で追熟させることにしよう。

 

 

今日ふと思った。保育士としての仕事はこんなにも保護者に気を遣いながらペコペコするものなのだろうかと。体に傷を作らないように目をキョロキョロさせながら子どもの様子を見守る。(見守るというより、見張るという方が正しいが。)

傷を作ってしまったら丁重に謝り、保護者のご機嫌取りをしながら、話をする。

集団生活において、怪我、かみつき、ひっかきはつきものである。ましてや言葉で上手く伝えられない1歳、2歳児は手が出ることは当たり前である。しかし、こんなにも丁重に頭をさげるのは納得がいかない。もっと保護者にも怪我について伝えていく必要があるし、理解をしてもらいたい。

 

そして何よりも子どもを見張るのではなく、見守る保育をしたいと思う。そのためにはクラス内の子どもの人数を減らし、一人ひとりが十分に安心して遊べる環境を整える必要があるのではないだろうか。

 

国の基準では0歳児は子ども3人に対し、保育士1人。1、2歳児は子ども6人に対し保育士1人配置と決まっている。しかし、一人で6人を見るのは厳しいものがある。一人と関わっている場合、トラブルが起こればその子との遊びは中断してしまう。また、遊べない子と一緒に遊びながら、遊びの楽しさを伝えていきたいのだが、6人もいるとじっくり関わる時間は決して多いとは言えない。

 

世の保育士はこの現状を声をあげて伝えいってもいいのではないかと思う。