ばあちゃん家暮らし

空き家になっているばあちゃん家で、豊かでていねいな暮らしを目指したまいにちのきおく。

4日目

実家暮らし4日目

 

朝食:実家 白米、納豆、梅干し

給食:給食 ホットドッグ(パン、キャベツ)、コンソメスープ

夕食:実家 白米、切り干し大根の煮物、味噌汁

 

朝晩が冷え込むが、薬の効果で鼻水はおさまっている。

しかし、子どもたちの鼻水はひどい。とってもとってもどんどん出てくる。緑色になって垂れていて、午睡時もいびきをかいて寝苦しそうでかわいそうになってくる。

 

子どもが体調を崩しても、用心しない親がいる。熱が出て早退したが、翌日解熱したからと言って保育所に連れてくることが多い。体力が低下している状態で集団生活に入ることでまた発熱し、早退する。そのことを繰り返すこともある。

子どもと離れたい、仕事に行かないといけない、ゆっくりしたいという気持ちが強い親が多い。しかし、それは全て親のエゴなのだろうか。

確かに、親になりきれていない親も多い。特に若くして子どもを産んだ場合は、子どもの育て方がわからない、関わり方がわからない親もいる。できちゃった婚など、子どもはいらないと思っていたのにできたという親もいる。

子育てに困ったときには、スマホで解決。泣いたらあやすのはスマホ、子どもが静かになるからと言ってスマホのゲームを与える。スマホの普及で便利になった反面、子育てに悪影響を及ぼしている。

 

しかし、働く職場にも課題はある。子どもがいる家庭には短時間勤務や育児休暇を取りやすい環境であるか、適当な人員を配置し、子どもの具合が悪いときにいつでも退勤、代替できるような体制を取れているか等、職場で子育て家庭を援助していく制度があるか。さらに、共に働く職員が子育て家庭を援助しようとする姿勢が求められる。

 

また、親になるまで、子育てを学ぶ機会が存在していないことも現状である。自ら子育てをしている人と関わりを持たない限り、子育てを間近で見ることは難しい。

したがって、未来をつくる子どもを私たちが育てるために、子どものことについて学び、子どもと触れ合う時間を設けることができればよいと考える。これから親になる年齢に近づく、高校生、大学生に特に学んで欲しいと思う。私たちが子どもを育て、その子どもが次の未来をつくるということを伝えていかなければいけない。そうすれば、子どもの遊ぶ姿を邪魔だ、うるさい、と感じることはなく、微笑ましく思えるのかもしれない。また、知らない子どもの行動を見て見ぬ振りをすることは少なくなるのかもしれない。

 

大人が子どもを育てようという気持ちが大切である。